チヌを釣る!
チヌ(黒鯛)
重厚で風格のある姿で多くの釣り人を引き付ける人気のターゲット
チヌの釣り方は他の魚とは一風変わっている。
チヌの”ヘチ釣り”
「ヘチ」とは堤防や岸の「際」を指す言葉で足元に仕掛けを落とし込む形の釣りだ。
この釣りを始める前にまずすることは
堤防などに自生しているカラス貝を現地調達する。
これがチヌのヘチ釣りの定番スタイルだ。
チヌの歯はとても鋭いため貝やカニなどの固いものでも難なく食べてしまう。
釣具屋さんで餌用のカニなどを買って餌にする場合もある。
ヘチ釣りの仕掛けもシンプルで小細工なし。
先ずは、餌を付け慎重に壁際ぎりぎりに落とし込んでいく
壁際で貝を食べているチヌをまっすぐ垂直に狙うのがこの釣りだ。
チヌは掛かると黒”鯛”とあるように鯛と同じく強烈に下へと突っ込む。
足元で直撃する、魚の初速のフルパワーを感じることができる。
これが興奮せずにはいられない別格の達成感を体験できる。
釣りに行こう!
チヌは雑食で好奇心旺盛のためカニや貝だけでなくサナギや虫エサ、
海藻やトウモロコシにも食いついてしまう。
その為か、悪食で臭いがあると言われることもあり、
味はイマイチと定説はあるが、釣り人には人気のチヌぜひ一度体験してほしい。